2004.01.01

皆さん、明けましておめでとうございます♪

昨晩(大晦日)、会社から電話があった。
今日はスタンバイ勤務のはずだったので、イヤな予感がした。
そして案の定、スケチェン(勤務変更)の電話だった。

2名がカゼでダウンしたようで、そのうち1名は救急車で運ばれるほど症状が悪かったようだ。
年末年始に可哀想なことだが、スタンバイ稼動する私も可哀想?
というわけで、新大阪 → 新幹線 → 名古屋 → 大分 → 名古屋 → 新幹線 → 新大阪
という勤務になった。
まぁ、初フライトができたので 「良かった」 とも言えるだろう。

キャプテンのオリジナルのスケジュールは31日が高知ステイ。
今日は J-Air で 高知 → 名古屋 を移動後、名古屋−大分 のはずだったが、
またまた J-Air の機材が壊れて欠航が早々と数日前から分かっており、
高知 → 伊丹 を A-net で移動後、私と同じ新幹線で 新大阪 → 名古屋 を移動、
そして 名古屋−大分 を乗務し、名古屋ステイとなった。
それにしても、どうしてこんなに J-Air のCRJは壊れるのだろうか?


正月の元旦といえば、普通、飛行機はガラガラのはずなのに、
今日はやけにお客さんが多かった。
おかしいな?と思ったら、どうやら全日空は元旦はどの路線も1万円にしていたようで、
きっとそのせいで帰省を遅らせた人達もいたのだろう。

帰りの 名古屋 → 新大阪 の新幹線は、さすがにガラガラだった・・・・。



2004.01.03

今日は同期と一緒に東京でシミュレーターの訓練があった。
朝の伊丹発羽田行きの他社便(B社)に乗ることになっていたが、当便は満席だった。

他の乗客と一緒にゲートへ行き、チケットを通すと、
ピピピピ、という音と共にチケットがはじかれた。
座席の調整がありますので、あちらのカウンターへ行ってください。」(地上係員(女性))
と、30mほど離れたカウンターを指差した。

乗員は便乗で飛行機に乗るとき、後回しになることが時々あるが、
私達も移動先で勤務があるので、最終的に乗れないことはほとんどない。
せいぜい座席の変更がある程度だ。
だが、他社便で待たされることはまれ。
きっと、B社の乗員達も座席調整されるんだろう。

私の隣の列で同期がチケットを通したが、同様に機械にはじかれた。
そちらに座ってお待ち下さい。」(地上係員(男性))

私もその声を聞いていた。
何で私が向こうのカウンターへ行かなくてはならないのに、
同期は近くのベンチに座って待っていれば良いのだろうか?
私も彼と一緒に近くで待つことにした。

すると不思議なことが起こった。。
近くには、B社のパイロット達も便乗で待っていたが、
彼らのチケットははじかれず、どんどん乗りこんで行く。
私達は他社の人間なのになんで待たされるんだ?
自社(B社)のパイロットは便乗チケットは当然タダ。
私達は他社の人間なので便乗チケットとはいえ、お金を払って有料で乗っている。
それなのに彼らは乗れて、私達は乗れない?
どうしてぇーーーー???

しばらくすると、ゲート近くにはほとんどお客さんがいない状態となった。
唯一、チケットを通す所におじさんが一人陣取って、何かクレームをつけているように見えた。
何、トラぶってるんだろう、あの人?
それにしても、僕達はいつになったら乗せてもらえるんだろう?
自社(B社)のパイロットはタダで待たせず乗せて、
他社のパイロットはお金を払っているのに待たすなんて・・・。
納得いかない。

すると、先ほどの地上係員(女性)が怪訝な顔をして私達の方へ歩いてきた。
お客様、この便にお乗りですか?」(地上係員(女性))
「はい。」
早く乗っていただけますか?」(地上係員(女性))

あんたが、まだ乗るな、そこで待ってろ、って言ったから、
納得いかなかったけど黙ってここで待ってたんでしょ?
もう忘れちゃったわけ?
第一、早く乗ってもらえないと困るんですけど、って言いたげな顔してるって、どういうこと?
失礼じゃない?
それに、おたくのパイロットはどんどん乗ってるのに、どうして私達を待たせたわけ?

なんて言いたくても言えるわけはなく、申し訳なさそうに
「あ、はい、すみません。 すぐ乗ります。」 と答えた。

ゲートでもめているおじさんは、少しずつエスカレートしていた。
明らかに怒っている。
この人の横を素通りしてゲートを通るの、イヤだなぁ〜。
この人がいなかった、もっと早い時期に、B社のパイロット達と一緒に入りたかったなぁ〜。
なんで、こんな最悪のタイミングで、乗れ、って言うかなぁ〜。

恐る恐るゲートに近づき、チケットを機械に通し、足早におじさんのわきを通過した。

なんだ、おまえはぁぁああーーーーっ!!?
 どうして客のオレを乗せずに、
 パイロットを乗せるんだぁぁあああーーーーーっ!!!
 あいつはおまえんとこのパイロットだろうがぁぁぁあああーーーー!!


(違うんです。 違うんですよ。 B社じゃないんです。 他社のパイロットです。
 それにお金を払って乗ってまして、普通のお客と同じ扱いなんですよぉ〜。)
と私は心の中で何度も何度も彼に言い訳したが、彼の怒りは止まらない。

あいつの名前を教えろ!! オレだってパイロットなんだ!!
 ふざけるなぁぁぁあああッ!!


(へ? パイロットって、ラインの?
 でも、あなたがパイロットなのとどういう関係があるのぉ〜?)

もちろん私の同期はゲートを通れるわけがない。
(ここから先は同期の証言)

早く通ってください。」(地上係員)
いえ、こんな状況で乗れるわけがないでしょ?
 今、私がゲートを通ったら、火に油を注ぐようなものでしょ?
」(同期)
いえ、乗ってください。」(地上係員)

彼はチケットを機械に通した。 すると・・・・・、

なんだ、貴様はぁぁぁぁああああーーーーっ!!!!
 お前もかぁぁぁぁあーーーーっ!!!!
 あいつの名前も教えろぉぉぉぉおおおおおーーーーーっ!!!!


飛行機に乗り、時計を見ると、出発時刻を既に過ぎていた。

ただ今、一名のお客様の席が足りずに、出発を見合わせています。
 お客様の中で席をお譲りくださる方はいらっしゃいませんでしょうか?

というニュアンスのアナウンスが流れた。

あのおじさん、その後どうなったのだろうか?

正月早々、気分の悪〜い一日はこうして始まったのだった。



2004.01.05

副操縦士の OJT があった。

A320の免許を取り、ラインで副操縦士として一人前になるための訓練で、
彼が右席に座り、私はジャンプシートで彼を監視した。
とっても出来の良い訓練生で、口出しすることは何もない。
自分の過去を思い出しつつ、私は恥ずかしくなっていた。

客室乗務員(CA)をインターフォンで呼び、降下開始時間やベルトサイン点灯の時期等を
CAさん達にブリーフィングするよう、キャプテンから指示があった。
昔の私だったらドキドキしすぎてシドロモドロになりそうなところだが、
彼はインターフォンを通じて、CAさん達に普通に(ほんのちょっとたどたどしく)話している。

ピンポーン、ピンポーン。(客室前方と後方のCAさん達を呼び出すチャイムの音。

ハイ。」(複数のCAさんの声)(インターフォンを取る場所が数箇所ある)
こちらコックピットです。
 降下開始は○○分からです。
 しばらく揺れそうにないので、ベルトサインは消したまま行きます。
 到着はほぼ定刻どうりです。
 天気は、
」(訓練生)

クスクス

インターフォンのバックノイズに、CAさん達が笑う声が聞こえた。
????

キャプテンは、ハッ!、とした顔でジャンプシートに座る私を振り返った。
訓練生が話していたのはインターフォンではなく、
VHF1、ATC、つまり管制官と交信するための無線だっとぁ〜♪

全く気付かんかった!
全て全国放送されてしまったぁ〜。

訓練生はあわててVHF1をインターフォンに切り替えて話した。
あっ、お待たせしました。」(訓練生)
い〜えぇ。」(CA)
降下開始時刻は・・・・。」(訓練生)

し・つ・れ・い・し・ま・し・た・・・・



2004.01.07

飛行機が到着し、お客さんが降りていった。
全員、降り終えると客室乗務員(CA)がインターフォンで連絡してくる。
その連絡がなかなかこない。
おかしい。

しばらくしてやっとCAさんが呼んできた。

ピンポーン。
「降機終了しました?」
いえ、まだなんです。 お子さんが泣き止まなくて、それで時間がかかってます。
 もう少しお待ち下さい。
」(CA)

いくつぐらいの子供だろう?
泣き止まないって、どこかが痛いのだろうか?
それとも気分が悪いのか?

ピンポーン。
再びCAさんに呼ばれた。
全員降機終了しました。」(CA)

コックピットを出てからCAさんに泣き止まなかった子供のことを聞いた。

飛行機が大好きな子だったようで、降りたくない、って泣いてたんですぅ。
 とってもかわいそうでした。
」(CA)
「な〜んだ、そうだったんですかぁ〜。
 そりゃぁ、可哀想だったなぁ〜。
 出て行って話しかけて、オヤジギャグで笑わせてあげれば良かったなぁ〜。」


久々に鹿児島へ行った。
夜で景色はほとんど見えなかったが、
月明かりがとっても明るく、窓の外は白く光って眩しいぐらいだった。

鹿児島にはMDが泊まっていた。
徳之島で左足が折れたタイプと同じタイプのMDだ。

んっ?
なんであんな所にトラックがいるんだろう?

トラックがMDの右の翼のあたりに止まり、ヘッドライトを照らしているその先は・・・・、
右の足だ!
きっと他のMDの足も点検しているのだろう。
みんな安全運航に心がけているんだなぁ〜。


鹿児島のディスパッチを出て、自分の飛行機を確認し、PBBへと続く階段を上がった。
(PBB = Passenger Boarding Bridge = ゲートから飛行機に伸びる、搭乗時に通る通路)
前便は少し遅れてしまったから、早く準備して出発しないと。
そんなことを考えながら、軽やかにトントントンと階段を駆け上がった。
結構急な階段なので足元を見ながら上がり、最上段のちょっと手前で上を見上げると・・・、

あれっ?
なんで真っ暗なの?
しかもシャッター閉まってて入れないじゃん?
飛行機は確認したよな?
PBB、間違ってないよな?
なんでだ?
・・・・・・・・・・・・・・・・。

そっか!

まいったなぁ〜。
階段下りたくないなぁ〜。
見送りの人達が展望デッキにけっこういたっけ。
距離近いからなぁ。
きっと彼らから丸見えだよなぁ〜。
『あいつ、間違ってやんの』 とか思われちゃうのかなぁ〜?

仕方ないので、何事もなかったかのように階段を下り、
隣のPBBへと続く階段を上り直した。

ジャンボやトリプルのような大型機には出入り口が2か所あって、
それぞれにPBBがつながっているが、
A320 のような小型機は出入り口が一つしかなく、一方のPBBは使われていない。
その使われていないPBBへと続く階段を私は上ってしまったのだった。



2004.01.22

昨日の天気予報では、夜、九州で大雪を予想していた。
今年一番の寒気だ。

通常、大分のホテルから空港まで車で30分ほどかかるので、
勤務開始時刻の40分前にホテルに配車される。
その配車時刻を30分早める、と昨日の夕方、会社から連絡があった。
マジっすかぁ〜?

06:20 のはずだったピック(Pich Up)が、05:50 にセットされた。
朝の30分は大きい。

ベッドで横になってテレビを見ていると、地震?と思わせるような、
部屋全体が揺れるような感覚があった。
それが何度もあり、おっかしいなぁ〜、と思っていたが、しばらくして気がついた。
外は強風が吹き荒れており、その風圧で揺れているように感じているのだった。
やっぱ、明日は早くホテルを出た方がいいかも・・・・。

朝、目覚ましの音で飛び起き、すぐにカーテンを開けた。
通りには少し雪が積もっていたが、それほどでもない。
なーんだ・・・・・。
ところが、実際に車で走ってみると、路面は凍っていた。
坂になっている場所はかなり雪が積もっていた。
普段使う有料道路は閉鎖され、一般道は渋滞。
途中、全く動かなくなってしまい、Uターンして別の道を走り、なんとか空港までたどり着いた。
なんと、1時間40分もかかってしまった。

おかげで、大分発の便は20分遅れて出発。
3本飛び終えて、那覇に到着したとき、ようやく定刻を取り戻すことができた。

便乗で 那覇 → 名古屋 を移動。

その便に乗務していた客室乗務員(CA)さんに、今朝の大分での渋滞の話をした。
すると、
私達なんて、事故ったんですよ。」(CA)

事故ったってどういうこと?
彼女達がホテルを出る頃には、有料道路は開通していたが、以前、道路は凍結していた。
下り坂でスリップした彼女達の乗ったタクシーがバスに突っ込んだ、とかで、タクシーのバンパーは大破。
幸い運転手も含めてみんなに怪我がなかったが、全員ちょっと腰が痛い、とか。
危ないなぁ〜。
でも、無事でなにより。
携帯電話で事故の報告をする運転手さんの手は震えていたらしい。
心配だなぁ〜。
大丈夫かなぁ〜。
お気の毒に・・・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

18日のこと。
ステイ先の名古屋でテレビを見ていると、マクド(=マック=マクドナルド)のコマーシャルが目に入った。
なになに?
今日、ハンバーガーを買うと、買ったハンバーガー1つにつき、ハンバガーのタダ券が1枚、もらえるって?
それって、ビッグマックとか、高いハンバーガーを買ったときだけタダ券がもらえる、ってことじゃないの?
一番安いハンバーガーでも、タダ券もらえるのかなぁ〜?
今日、買って、今日使える券がもらえるのかなぁ〜?
そしたら、ハンバーガーを80円で1個買って、再びレジに並んでタダ券でもう1個もらえるじゃん?!
めちゃめちゃおいしいじゃん!!

日経新聞を読んでいると、再びマクドの広告が目に入った。
なになに?
ハンバーガー、チーズバーガー、どれでも1個につき、ハンバーガーのタダ券がついてくるんだ!
それって、スゴイじゃん!
よ〜し、今日のランチはマクドに決定〜♪
って、あれっ?
タダ券が使える有効日は、19〜25日まで?
今日は18日だから・・・・、明日以降じゃなきゃタダ券、使えないじゃん!?
それって、全然意味ない〜じゃ〜ん!
全国、どこでも共通のタダ券かなぁ〜。
名古屋ステイは月末までなかったし。
名古屋でもらったタダ券が伊丹で使えないんじゃ、意味ないわなぁ〜・・・。
あとでマクド行って、聞いてみるか?
他県の店舗でもタダ券、使えるかどうか。
でもなぁ〜、わざわざレジに並んで聞いて、もし使えない、ってことが分かって、
じゃあ、お金がもったいないから注文しません、っていうのも、メチャメチャ格好悪いわなぁ〜。

そうだっ!
妻に電話して、好きなハンバーガーを伊丹で買わせよう。
そしたら後日、タダ券が使えるじゃん!
あっ、でも、あいつ、わざわざハンバーガー買いに行くかなぁ〜。
それに食べるかなぁ〜。
一番安いハンバーガーを買っておいてもらって、
今日、伊丹に帰ってからチンして食べる、って方法もあるわな。
でもなぁ〜、チンして食べてもうまくないしなぁ〜。
それに、シンちゃん連れて、わざわざ車で行かせるのも悪いし。
こんなこと説明するために電話したら、電話代が何十円か分、かかるしな。
挙句の果てに、面倒だからイヤだ、とか拒否されたら悲しいし。

う〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・・。
やっぱり、あきらめよう。

あの広告を見たとき、かなりの時間かけて悩みぬいたが、
スケジュール帳を開いて、本当に名古屋ステイがないかどうか、確認すれば良かったなぁ〜。
だって、今日、名古屋ステイなんだもん。
あん時スケジュールをチェックして、ハンバーガーを買っておけば、
今日、たらふくハンバーガーをタダで食べれたのにーーーーーーっ!!!!!!!

すんっごい、損した気分!



2004.01.26

飛行機の外部点検をしていると、貨物搭載用ベルトコンベアに置いてある発砲スチロールの箱が目に止まった。
外部点検で歩いて回るコース上にあったため、荷札を覗き込んだ。
ふ〜ん、なになに・・・・・。
受取主はフランス料理店かぁ〜。
ってことは食材かなにか?
品名は・・・・・・、タヌキ!?
見間違いじゃないよな。
タヌキって書いてあるよな。
へぇ〜、フランス料理にタヌキを使うことがあるんだぁ〜。
ホントかなぁ〜。



2004.01.31

名古屋で仕事が終わった。
あとは新幹線で新大阪へ行くだけだ。
キャプテンは着替えてから帰ることにした。
更衣室はないのでスタンバイルームで着替えることにしたが、他にクルーが3名いた。

すみません〜ん。 着替えさせてください。」(Hキャプテン)
どーぞぉー。 見ないようにしますんで。」(Sキャプテン)
毛(すね毛)、飛ばさないようにしますねぇ。」(Hキャプテン)

そろそろ福岡に戻れるんじゃないですか? 早く帰りたいでしょう?」(Sキャプテン)
(Fキャプテンは単身赴任で東京勤務。ご家族は福岡。)
そんなことないですよ。 うちは31日勤務、30泊ステイでも大丈夫ですよ。
 毎日帰ってこられたら困るって言われてます。
」(Hキャプテン)
なにをおっしゃってるんですか!?
 あぁ〜、でもうちもそうだなぁ〜。 毎日は帰ってきて欲しくないらしいですね。
 旦那は元気で留守がいいんでしょう、きっと。
」(Sキャプテン)

他のクルーも苦笑い?

「そんな悲しいこと言わないでくださいよ。
 うちなんて、『 何時に帰ってくれるの? 早く帰ってきてよ♪ 』 って言われてますよ♪」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

突然、スタンバイルームの空気が凍りついたように静まり返った。

「もうっ! なんか、突っ込んでくださいよっ!」

君のためにも、それがいつまでも続くことを祈ってるよ。」(別のクルー)

やっぱ、オヤジは家にあまりいない方が家庭円満なのかなぁ〜。
うちも近い将来、そうなっちゃうのかなぁ〜。
それとも、日本人って自分の家族や妻を人前で褒めちぎることしないから、
それでそんなこと言ってるのかなぁ〜。