過去の日記を探したら、2006.05.19 に息子に拾った自転車の写真が載っていた。
その後、いとこに貰った16インチの赤い自転車と、
トイザラスで買った18インチの水色のギア付き自転車の写真も載せておく。




                 ↑↑堺までこれでチャレンジ↑↑

           ↑↑せっかく買ったのでシートポストを買って延命↑↑





2011.01.30

後日、記憶を辿りながら綴る。

2011年1月末、上の息子が8歳の誕生日を迎える前に、
「伊丹から妻の実家がある堺まで自転車で行く」
というチャレンジをした。
ネットで経路を検索すると、距離はおよそ31km。
大人にとっては大した距離ではないが、7歳児にとっては結構遠い。
しかも乗ってる自転車はギア付きとはいえ、
トイザラスで買った重さ14kgもある普通の子供用チャリ。

朝早く出発し、淀川を越えたところで朝マック。
滅多に食べさせてもらえないソーセージマッフィンを頬張った。

大阪市外を抜けたあたりで父ちゃんが道に迷い、
ちょうどその頃から息子はチャレンジに飽きたのか、
意味もなく自転車をこいでいるように感じたのか、
気まずい雰囲気になった。
そこで、ローソンでLチキ・パーティをした。
脂っこいものを食べることが大好きな息子のご機嫌取りには、これっきゃない。

さらに南下し、全工程の7割を過ぎたあたりからがしんどかった。
息子はリタイヤするんじゃないか?と思われるほど落ち込んだ。
しゃべらなくなるし、止まって休憩すると目に涙をためてる。
「どうした?疲れた?」と聞いても、
「疲れてはいない。何故か分からないけど涙が出る。」と答える。
「止めるか? せっかくここまで来てもったいないけど、リタイヤしてもいいんだよ。」
と聞いても、「じゃあ、止める。」とは言い切れない。

何とか笑わせようとするも、どうにもならなかった、、、、
なので、ずっと取っておいた最終手段を使うことにした。
吉野家の牛丼だ。

長居公園前の吉野家で、以前から息子が食べたがってた牛丼を食べさせた。
それはそれは美味しそうに食べた。
やっと笑ってくれた。
長〜いこと休憩して、今回のチャレンジのことを忘れさせ、再出発。

朝7時頃に家を出て、堺に着いたのが午後2時頃。
7時間程度かかったけどなんとか目標達成!

「どう、疲れたろ?」(父)
ううん、全然!」(息子)
「ほんじゃ、今から伊丹までチャリで帰る?」(父)
うんっ!」(息子)
「ほんとかぁ〜〜? それじゃ、今から関空に行く?」(父)
行くっ!」(息子)

このとき、次の8歳の誕生日の前に、自宅から関空まで自転車で行ってみる、
というチャレンジをすることを約束した。

次の日、私は何ともなかったが、息子は太ももが筋肉痛になったようだった。

ハッ、ハッ、ハッ! 参ったか、息子よ。
まだまだ父ちゃんは負けないぞ!