2012.07.26

伊丹 ⇒ 那覇 ⇒ 宮古島
タクシーで平良港へ ⇒ 伊良部島佐良浜港 ⇒ タクシーでホテル・サウスアイランドへ。
チェックインしたのは16:00。
去年、下地島に来た時、到着した当日は時間がないので
ホテルから歩いていける渡口の浜へ行った。
今回は息子の要望で中の島ビーチへ行き、約1時間泳いだ。
訓練機はいないだろうと思っていたが、ANA WINGSのQ400が飛んでいるのを発見!
飛行機大好きな息子は大喜びだ。
教官任用で訓練に来ていた乗員とビーチで会った。
聞くと、知り合いのKキャプテンが来ているそうだ。
後でメールしよう、っと。



2012.07.27

中の島が観光地化している。
私がYS-11からA320移行訓練で初めて訪れたときは、誰もいなかったのに。
ヒトが増える、ということは、自然が破壊される、ということ。
でも、去年よりサンゴが増えている気がした。
ホッ、とした。

昨日もそうだったが、珍しく中の島の波が高かった。
でも、まぁ、大丈夫だろうと、息子を沖へ連れて行った。
急に高い波が押し寄せ、焦って息子の手を引き安全地帯へ誘導。
気がついたらカメラから手を離していた。
Noooooooッ!!!
無くした場所に戻ったが既に時遅し。
完璧、無くなってもーーたぁーーーーー!!!!!
あ〜〜〜〜あ・・・・・
カメラ自体は何年も前の機種COOLPIX S8で息子のオモチャになっていた。
もうそろそろ新しく水中で遊べるカメラを買う予定だったので、もったいなくはなかったが、
まだ、旅行2日目、海はほぼ初日で、水中撮影ができなくなりショボーーン・・・・。
中に入ったSDカードに息子が撮影した飛行機が山ほど入っていたが、
そのバクアップも取っていない・・・・。
二人で落胆したが、ここで落ち込んでる暇はない。
せっかく来たんだから、思いっきり楽しまないと、、、フゥゥ〜〜〜・・・・



2012.07.28

今日は去年見つけたビーチへ行こうと思ったが、息子が中の島を希望。
そして、Kキャプテンと中の島で会う約束をしたので、一日、中の島で遊ぶことにした。
比較的浅い場所で白黒の縞々柄の海ヘビを発見!
親子で観察した。

陸を歩いていたら、何もないところで息子がコケた。
普通なら笑ってすむところだが、足元の岩は鋭利でガタガタ。
手のひらをパックリ切り、ひどく流血。
治療しにホテルへ帰ろうか迷ったが、
そのうち血は止まるだろう、と、スノーケリングと海遊びは続行。
一旦、止まった流血だったが、度々血が流れ出しているようだったので、
早めの15:00に海を出てホテルへ帰った。
化膿止め入り塗り薬を持ってきていたので、息子の手を治療して様子を見ることにした。



2012.07.29

息子の手の調子はまずまずだったが、化膿するかも、と息子が怯え、海に入るのは断念した。
日曜日だったが伊良部の薬局が開いていたので、薬、バンドエード、包帯類の買出しに行った。

下地島から伊良部の佐良浜まで、長〜い上り坂があった。
台風9号の影響でずっと向かい風。
自転車をこぐのは不可能だったので、押して歩いた。
帰りは下りで追い風。
こがずにどこまで進めるか実験したら、ほとんどこがずに下地島まで帰ることができた。
息子の方が体重が軽いせいか、長い下りを息子がどんどん加速していった。

スゲー、スゲー、どんどん離れていく!
速いなぁ〜。
あ゛っ!!
あいつのチャリ、ブレーキ効かないんだ!

息子の自転車のブレーキ、後ろは全く効かず、前もほとんど効かないことを思い出し、
焦って父ちゃんこぎ出すも、全く追いつけず。
下り坂の終点は道が細くなり、若干曲がっている。
住宅街で交差点もある。
田舎なので車はほとんど走っていないが、ゼロとは限らない。
私は必死でこいだ。
錆びたママちゃりで時速60kmほどで降下しながら
息子に「ブレーキ! ブレーキ!」と叫び続けた。
なんとか町中の手前で停止することができ、一命を取り留めた。
私のママチャリもリアタイヤが大きく左右にスリップしながら停止した。

一時はかなり焦ったけど、下りを2kmほどこがずに走れて
結構楽しいサイクリングだった。

午後から17 end へ行きQ400のタッチアンドゴーを3時間程見た。
080/20kt程度の風が吹いていた。
私は17のアプローチライト近辺の漁礁を見に、海へ入った。
さんご礁にいるタイプの熱帯魚はまばら。
テトラポットには食べれるタイプの魚がいっぱいいた。



2012.07.30

去年見つけたビーチへ行った。
2リットルのペットボトルより多いホラ貝を発見!
息子が自分で初めてクモ貝を見つけた。
沖ででっかいウツボを見つけてしばし観察。

台風9号の接近とともに、うねりが少しずつ大きくなってきていた。
080/25kt〜30kt

ホテルからビーチまでの行きは、橋を渡った後、ゆるやかな上り坂が1kmほど続く。
逆に、海からの帰りはその部分は下り坂になっている。
いつもはペダルをこがなくても進むが、
今日は真正面からの強風で全然進まず、太ももがパンパンになった。



2012.07.31

明日、明後日と、台風9号が最接近し、海は無理そうな雰囲気。
風は結構強かったが、幸いビーチは風下向き。
波やうねりは大丈夫そうだったので、海へ行った。
唯一の心配事は、自転車をこぐこと。
去年と同様、ここ数日で太ももが疲れきっている。

息子がウツボの赤ちゃんを見つけた。
海ヘビも自力で見つけた。
父ちゃんも一緒にスノーケリングで観察しながら距離を詰めたら、
海ヘビが向かってきたっ!
激焦ってバックしたら、ヤツはクルッと方向転換して視界から消えていった。

カクレクマノミがいるハタゴイソギンチャクに共生する
カニのようなアカホシカニダマシと数種類のエビを息子が私より先に見つけた。
去年までは、常に私が先に見つけ息子に教えていたのだが・・・
どうやら既に息子に抜かれつつあるようだ。
子供がたくましく育ち、親を超えていくのは嬉しいものだ。

干潮でハタゴイソギンチャクが水面にでかけ、
カクレクマノミが海面まで泳いできて私達にアピールしてるように見えた。
こいつ、アホやなぁ〜。
アミですくえるんじゃないの?
試してみたら、とても簡単に捕まえることができてしまった。
こうやってニモも捕まったのだろうか?
せっかくなので、海水を入れたゴーグルに入れ観察あんど写真撮影(iPhone)。
そうだっ!
陸に漂流しているゴミの中に、きっとプラケースがあるはず。
iPhoneをポケットにしまい、丘へ上がりゴミをSearchすると・・・
あった、あった、洗面器があった。
カクレクマノミを少しでも早くストレスから解消してあげようと、
大急ぎで洗面器を洗い、ゴーグルのクマノミを移した。
わぁ〜〜〜、白い洗面器に赤い体が栄える!
ならば、、、
他にも海面に上がってくるクマノミがいるので、
ヤツらも捕まえて水族館を作ろうっ!
大の大人が大はしゃぎ。
勿論、息子も大はしゃぎ。
岩の上に腰掛け、イソギンチャクへアミを伸ばし・・・・
ア゛ッ!!!!!
しも−−たっ!!
海パンのポケットにiPhone!!!!!!
オーーマイガッ!!! 水没してるよっ!!
かわいいカクレクマノミを捕まえたりするから、天罰が下ったのだろう、きっと。。。
当然、iPhoneが壊れた!
これで、完璧、カメラと今まで撮影した全ての写真を失ってしまった。
トホホ・・・・・






2012.07.20

今の自宅を購入し、リフォームを終え入居したのは2005年の春。
7年前から住んでいる。

当時、私の独断と偏見で、洗面は天板だけのデザイン重視で作ってもらった。
でも、洗面所を一番使うのは妻。
収納が全くなく使い勝手悪すぎ、と、当初からすこぶる評判が悪かった。



近所に IKEA ができて、お手頃価格でお洒落な家具が手に入るようになり、
妻からのリクエストが年々強まっていった。
リクエスト
・天板の下に引き出し型の収納を入れたい。
・今の洗面台を取っ払い、IKEA の洗面をつけてくれ。                 ↓↓↓ IKEA の洗面 ↓↓↓

更には、
・TOTOやINAXが出している、普通の洗面台に換えてくれ。              ↓↓↓ 普通の洗面 ↓↓↓


数々の要望があったが、我がままな私は却下し続けた。

というのも、
1.私的には、今の洗面が気に入っている。
2.自分でリフォームしてる時間がない。
3.他人に任せるとお金がかかる、アンド、やるなら楽しいから私がやりたい。
4.天板下に引き出しを入れるにも、構造上無理があり、既製品は入らない。


IKEA の洗面はデザインが美しいし、価格もお手頃。
更に、自分でやる楽しみがあるから、最終手段としては申し分ない。

国産メーカーの既製品は目が飛び出るほど高い上、デザインも嫌いなので、到底選択肢とはなりえない。
ネットで検索してみたら、、例えば・・・・

  ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
左上、定価 \297,000、40% OFF で \178,000。
右上、定価 \466,000、40% OFF で \279,000。

妻だって、こういう種類の洗面は許せないはずなのに、
それでもいいから換えてくれ、っていうんだから、よっぽど現状がイヤでイヤで仕方ないのだろう。

それに、既製品で収納が多い方が良いなら、
リフォーム前の YAMAHA 製の洗面をそのまま使えば良かったではないか。
← リフォーム前


一番の問題点は4.構造上の無理
天板を支える大きな金具が後ろの壁から突き出ているため、
収納の引き出しの形状、高さ、幅、奥行きに制限がかかってしまう。
その制限の内側に収まる既製品があるわけがないことを
私は知っているけど、妻に説明してもなかなか理解してくれない。



この収納ゼロの洗面を、いつかなんとかしてやろう、とずっと考えてきた。
天板を支える金具を撤去し、天板はそのままで引き出しをつける。
そのイメージは、私の中では何年も前に完成していた。

しかし、6年離れて下の子が生まれ、とにかく時間がなかった。
今年の春にヤツが幼稚園に通いだし、平日は午後まで自宅にいない。
ようやく平日の休日にまとまった自由時間が取れるようになった。
即、製作開始だ。


まずは、作業工程を考える。
最も用意な方法は、天板も水道管も配管も、全て撤去した上で、引き出しを作り、
全部完成してから天板を乗せ、水道管と配管をはめる。
だが、この工程には問題点がある。
作業が終わるまで、誰も洗面も、洗面所にある洗濯機も使えない。
材料を置いておく場所、材料を加工し、組み立てる場所、今、洗面所にある
洗濯機を含めた全てのモノを保管しておく場所を確保しなければならない。

更に、この作業工程を成し遂げるのに必要な要件は、
引き出し作成に必要な材料が切断、穴あけを終え全て揃っており、
かつ、数日連続の休みを取り、製作および設置工程で失敗をしないこと。
可能なら、一日で作業を終了すること。

でも、それは無理だ。
作業工程の中で木工用ボンドのみで固定する箇所があるため、
12時間以上の乾燥時間を何度かに分けて確保したい。
材料を一度にホームセンターに発注できるほど、精密な設計図を作ってる暇はない。
作業工程には必ずといって良いほど、何らかの予期しないハプニングが起こるので、
問題点を解決するために何日も考える場合がある。

そんなわけで、洗濯機を移動せず、天板を動かさず、
天板の上に乗ってるものも、下に置いてあるもの、ほとんど動かさずに作業を進めることにした。
時間がかかりめんどくさいけど、家族の生活を妨げずにすむ。
ゆっくり考えながら、途中、妻と相談しながら、楽しむことにした。


5月に入り、下の子の幼稚園が午後帰宅になると同時に、
必要な材料を探しに近所のホームセンター、尼崎のホームズと、北伊丹のコーナンを何度も往復。
初めに、天板を支える金具を外すために、BOX状の台を作る。

3m×50cm×2.5cm の板を2枚をホームズで購入。
所望の長さにカットしてもらった。(パインの修正材)








3箇所の金具を撤去すると天板が落ちてくるので、金具を残したまま支えを入れる。


   ↑↑右端に板を入れ、落ちてこないようにスペーサーを押し込み、金具を撤去。↑↑
      この板をはめるのにどうしても配管が邪魔だったので、外した。

続いて、シンク側に板をはめるのだが、
シンクを天板に取り付けている金具の右側に板を設置すると、
そのぶん引き出しの幅が狭くなるので(5cm)、幅を確保するために、
シンクの外側カーブと、金具に沿って板を削った。

       ↓↓目分量でピッタシ削るのに3時間もかかってしまった!↓↓


左右の板を縦板にしてBOXを作る。
ネジで板を留めるにはドライバーが必要だが、ネジ長とドライバー長の隙間がないので、
ダボを入れて木工用ボンドで固定する作戦。
全ての板にボンドを塗り、上下、左右、奥の板を一発で固定するのが難しかった。



ここまで、朝9時〜夕方4時まで、昼ごはん抜きで作業を進めた。
当初、3時間もあれば終わる予定だったのに、7時間もかかってしまった。
書ききれない程、あっちこっちで予想外のハプニングが起こっている。

・横壁、奥の壁、床は、それぞれ完璧に直角と思っていたが、そうではなく、
 そこに気づかないから、板が思ったとおりにはまらない理由がわからない。
・板をはめるさい、腕が2本では足らないことに気がつく。(足と頭(≠脳)を使う。)
・指先に木工用ボンドがつく。板をはめるために手を洗わなければならない。
 慌ててるから洗面の蛇口を開く。配管がないから床が水浸しになる。
 配管にビニール袋をつけたのは、事故後。

右側のBOXを作り、設置し終え、失敗しやすい箇所のイメージがわいた。
左側のBOXを作る工程を再確認。
別の日に作業を開始。

左端に板を入れる。
金具を外した時に天板が下がらないように、薄い板を入れて隙間を埋めるのだが、
そのままでは入らない。
誰かが天板を力づくで持ち上げて隙間を広げておいてくれれば作業が楽だが、
誰も手伝ってくれないので自分でするしかない。
床に寝そべって両足の裏で押し上げようとするが、足が短く長さが足らないから、
ふくらはぎを使ってつま先立ちになるも、やっぱり長さが足らない。
そこで、腹筋を使ってケツを浮かして踏ん張る。
スペースを埋める板は場所により厚みが違うから、ヤスリで削ってははめ、外し、
削ってははめ、外しを繰り返す。
この姿勢に入るたび、毎回私がうめき声を上げるので妻が気がつき飛んできた。
最初は、何でこの場所で足上げ腹筋をしてるのか?考えた、と言う。
こんな場所で、足上げ腹筋なんて、するかっ!
もう、全身、汗だくだ。





            ↓↓壁から伸びていた、邪魔だった金具を完全に撤去!↓↓


                  ↓↓左側BOXもネジは使えず、木工用ボンドのみで固定。↓↓



                            ↑↑↑引き出しをつける左右のBOXが完成↑↑↑

引き出しに使うスライドレールは、長さ50cm。
『AIWA金属株式会社、KAGU、スライドレール、ベアリングタイプ』

引き出しそのものの奥行きが50cmで、引っ張り出した時に出てくるレール長も50cm。
だから、引き出しの一番奥に入れたものも取りやすい。
奥行き50cmの引き出し収納、既製品では存在しないと思う。
収納力をアップするために、奥行きにこだわった。

妻と相談し、微妙に深さは変えるものの、左右とも4段の引き出しを作ることにした。
8段の引き出しだから、レールは16本必要だ。
ホームズにもコーナンにも、同じものがあったが、在庫は4個程度。
引き出しに使う板はコーナン・オリジナルのヒノキの修正材。
こちらも在庫があまりなく、引き出しはちょっとずつしか作れないので、
スライドレールも入荷次第、少しずつ買い増した。


ヒノキの修正材で引き出しとなる箱を作る。

スライドレールの幅は片側1.25cm、左右で2.5cm。
2.5cm厚の端材と厚紙で、引き出しの所望の幅を作る。
右側BOXの内側を、引き出しの枠にして木工用ボンドで固定。
この作業を4回繰り返して、4段の引き出しの箱を作った。

スライドレールを取り付ける。
 





引き出しに天板をつけたところ。




続いて、左側の引き出しを作る。

右側は、幅22.5cmの箱なので、重いものを収納する可能性は少なく、ネジは使わなかったが、
左側は、幅69cmの箱で、重いものが入っても大丈夫なように、慎重にネジも使って作る。





バーベルプレートを載せて、確実にボンドを接着


箱にスライドレールをつけ、取っ手付きの天板をつければ、引き出し完成。


左BOXの一番下、高さのある液体の入ったボトルを主に収納する引出し。


完成間近


嬉しくて、完成を待てず、必要もないのに写真を撮ってしまった。。



ついに、完成!





          ↑↑↑それぞれの引き出しが、ほぼ水平になっているのが嬉しい↑↑↑

どこを測ってもほぼ水平になるようにネジ穴の位置決めが一番難しかった。





特に、スライドレールを50cm引き出したときに水平になるように、また
引っ張り出した時と、しまった時、引き出しの間隔が同じになるようにすることに神経を使った。




材料代

天板を支える左右のBOX  3m×50cm×2.5cm 2枚  ¥10260

スライドレール ¥1180×16本=¥18880

取っ手
右 ¥595×4=¥2380
左 ¥880×4=¥3520

右側の引き出し 4段 ¥7020
(取っ手をつけた天板は余り木を使用)

左側の引き出し 4段 ¥15910
          天板  ¥2760

ネジ各種 ¥2000

合計 ¥62730



2012.07.15

やったぁーーーーっ!
また、あきひこが宇宙に飛んでった!
(星出彰彦は留学時代の同期)

しかも、念願の長期滞在、スゴイじゃないか!
打ち上げ、成功したみたいで、本当に良かった。
スペースシャトルだけじゃなくて、ロシアのソユーズにも乗ったなんて。
最高!
でも、心配。
4か月も宇宙にいて、骨粗鬆症にならなきゃいいんだけど。。。

飛行時間の集計をしていて気がついた。
まさに、今日、総飛行時間が1万時間を越えた!

あきひこの宇宙への打ち上げが、
たまたま自分にとっての人生の節目と重なり、
(「偉大さ」を考えると、比較すること自体おこがましいが)
運命的なものを感じてしまった!



2012.07.06

私はサイフにうるさい。

ジーパンの尻ポケットに入る、できるだけ小さいサイズのナイロン製のサイフを探している。
札入れが2箇所あって、片方にジッパーがついていなければならない。
ジッパーが付いている方に小銭とカギを入れ、付いてない方に札を入れるのだ。

だいぶ以前、ムラサキスポーツで2000円のサイフが800円で売られていた。
87mm×120mm。
望みどおりの形状だったので、即購入。
あの時、在庫、3個とも買い占めておけば良かった、と未だに後悔している。
5年ほど使っただろうか。
生地が擦り切れ、穴が開き、補修したがどうにもならなかった。





慌てて次のを探したが、なかなか理想の形状のものがなかった。

ダイソー(100均)でサイフを買った。
札を入れる場所が二箇所あり大変便利そうだった。
残念なことに、どちらの札入れにもジッパーはついていない。
片方の札入れに小銭を沢山入れ、ジーパンのポケットに突っ込み、
実験に逆立ちをしてみたが(自宅)、決して小銭がこぼれることはなかった。
ただ、そこにカギを入れるとなると、やはり少し不安だ。
1000%カギを落とすことはない、と自分に言い聞かせきれないのだ。
それに、空港のX線で毎日、何度かサイフを出す羽目に陥るが、その度に
外側の飾りが剥げてきてるダイソーのサイフを出すのが、ほんのちょびっと、恥ずかしい・・・。
羞恥心が芽生えたのだろうか。






仕方なく、スポーツデポで買ったナイロン製のサイフで我慢している。
値段は確か¥1980。
サイフに¥1000以上出すのか?と躊躇ったが、購入を決意。
大きさは 85mm×130mm で、まぁまぁ、許せる。
札を入れる場所は1箇所だが、そこにジッパーがついている。
仕方ないので、ジッパー付き札入れに、札と小銭とカギを入れている。





ところがだ、小銭とカギと重ならないように札を入れると、
札の端に折り目ができ、セルフスタンド(ガソリン)の現金投入口や、
スーパーのレジの札投入口でお札を認識できない事例、多発。
何度入れ直しても戻ってきてしまう。
電車に乗るとき、間もなく乗りたい電車が来る、というのに、
サイフに小銭なしで千円札が一枚しかなく、しかも発券機が受け付けてくれないと、
焦りまくること、超ドキドキだ。
乗り損ねたことすらあるのだ。




大変ケチな私だ。
サイフに穴が空いて、補修して、穴が開いて、補修して、を
何回も繰り返し、収拾が付かなくなって初めて買い換える、のがポリシーだ。
今、使っているサイフ、どこにも穴は開いてないし、擦り切れてすらいない。
なので、買い換えるなんて言語道断なのだが、サイフだけはいつも探している。

ある時、気が付いた。

待てよ・・・・、価格帯にこだわるから欲しい形状のサイフがないのか?
個人的には100均ので十分だが、ちょっと見た目が気になる年頃なので、
1000円までは奮発しよう、と数年前に決意。
でも、それじゃあ、どうしてもなくって、スポーツデポで1980円も奮発。
でもなぁ〜〜〜、サイフごときに、普通、2000円以上、出すか?
出さんだろ?

先日、ちょびっと高級感の漂う、滅多に入ることがない雰囲気のお店に入った。

オ゛ッ!

PORTERというメーカーのサイフを早速発見!
札入れが二箇所あり、一方にはジッパーがついてるっ!
う〜〜〜〜ん、、、形は理想的だが、サイズが少し大きめか?
自分のサイフを出して並べてみると、やっぱり相当大きい。
100mm×130mm だ。
お気に入りだったサイフは、87mm×120mm。
今使ってるのが、85mm×130mm。



                 ↑↑↑そうそう、こういう使い方↑↑↑

                 ↓↓↓こういう小銭要れは、使い勝手が悪い↓↓↓


値段は・・・・
ゲェッ!!

6300円!?!?!
たっけぇ〜〜〜・・・・・
マジかよ。。。。

いや、いや、ネットで買ったら安売りしてるかもよ。
品番を控えとこう。
622-08167 ね。

店を出て、iPhone で検索。

ダメだ・・・・、ほんのちょっとしか値引きしてないぞ。
あきらめるか。。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、、、前置きが相当長くなったが、ここからが本ネタ。

中部空港内のショップをウロついてみた。
もう一回、PORTER 622-08167 を見てみたくなったのだ。
売ってそうな店に入ったら、、、、、やっぱりあった!
そうね、形状はいいかな。
でも、ちょっぴっとデカイんだな。
なんか、買わない理由探してね?

オ゛ッ!

これなんだ?
皮製だけど、シナッ、としたいい感触のサイフだ。
開けてみると・・・・

あ゛っ!?!?

札入れ二箇所、アンド、片方にジッパー付きだっ!?!?
しかも結構小型。
いいかも!




気になる値段は・・・・

ゲェェェエエエーーーーーーッ?!?!?!

¥10,500?!?!

ムリ、ムリ、ムリだから、そんな・・・・・

よし、ネットで検索だ。

「TAKEO KIKUCHI 186635」

ダメだ、ダメだ、ダメだぁぁ〜〜。
やっぱり、イイものはぜーんぜんっ値引きしてなぁ〜〜っい!
1万円って、100均のサイフが100個も買えるんだぜ?
いくらなんでも・・・。

でもなぁ〜、毎日使うものだからなぁ〜。
仮に10年使ったとすれば、日割りにすれば相当安い。
だけど、使い方によっては1、2年で壊れるかもしれない。
こればっかしは、買って、使ってみないと分からないこと。
大きさは、95mm×113mm。
今、使ってるヤツより、幅が1cm程度広いのか・・・。
どーしよーー。


今日、一緒に飛んだコパイに聞いた。

「ねぇ、サイフを買うとしたら、いくらぐらい払う?」
「3〜5万円ぐらいですかねぇ〜。」(COP)

え゜え゜ぇ゜ぇ゜ーーーーっ!?!?!?!
桁が違う・・・・・、ってか、そんな高級なサイフって、世の中に存在するの?

それって、、、ちなみに何年使うの?
「15年ぐらいですか。」
え゜え゜ぇ゜ぇ゜ーーーーっ!?!?!?!
こんなどケチな僕より、物持ちの良いヒトがいるのっ?!?!
負けたっ!

で、それは、もしかして、、、どこかのブランド製?
フェラガモ・・・ね・・・・。
ハワイの免税店で買ったから安くてすんだって・・・
ふぅーーーーん・・・・・・

そのフェラガモのサイフの前は、どんなサイフを使ってたの?
高校生の就学旅行で渋谷に行ったときに、¥8000で買った?
え゜っ!? それを15年間、使ったの?!?!
肌触りがスベスベで気持ちよくて買ったけど、何年も使ってるうちに皮がゴワ張ってきて、
汗が染み込んで変色してきたから、買い換えたんだ。
ってことは、まだ使おうと思えば使えるんだ。
そっかぁ〜〜〜、、、スゲェーーなぁ〜〜、負けたよ。
その高校時代に買ったサイフ、まだ持ってるでしょ?捨てれないでしょ?

「そーーなんです。 捨てれないんです。 プリクラとか張ってあって。」(コパイ)

分かる分かる、その気持ち。
自分と同じような感性を持ったヒトがいることに、驚き、でも喜びを覚えた。

さぁーて、、私はいつ新しいサイフを手に入れることができるかなぁ〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

後日談(2012.07.21)

再び中部空港の例のショップへ行った。
1万円の皮製のサイフを買おうかどうしようか、本当に迷っていた。
現物を見た。
やっぱり、ちょっとデカイかも。
買わない理由をまた探す自分。

店員さんに聞いた。
「空港関係者向けにディスカウントはないんですか?」
「ディスカウントできるものと、できないものがありまして。
 TAKEO KIKUCHI はディスカウントできないんです。 すみません。」(店員さん)
この言葉が決定打となり、買わずに立ち去った。


今日、一緒に飛んだコパイに聞いた。

「ねぇ、サイフを買うとしたら、いくらぐらい払う?」
「3万円ぐらいですかねぇ〜。」(COP)

え゜え゜ぇ゜ぇ゜ーーーーっ!?!?!?!
3万円っていうのが、相場なんだ!?

「3万円は高い方の上限でしょ? 低いほうの上限は?」
「1万円前後ですかねぇ。」(COP)
「それって、、、ちなみに何年使うの?」
「10年ぐらいです。」


これからも私のサイフ探しの旅は続く。