2012.11.30 がんばれ、トモ!

年少のトモにはひらがなもカタカナも教えていないが、
風呂に貼ってるひらがな学習表を見て勝手に覚えた。
数字やアルファベットもそうだが、記号に興味があるから、どんどん学習する。

しかし、言葉を覚えるのは遅く、しゃべるのは苦手だ。
私と上の子、シンが好きなせいもありテレビで 『ひつじのショーン』 をよく見る。

もしかしたらそのせいで、しゃべらなくても通じると勘違いしているのかもしれない。

風呂に貼ってあるひらがな表。
「う」 は 「うさぎ」、「し」 は 「しまうま」、「ろ」 は 「ろば」 の字と絵が書いてある。





そのせいで、トモは 「うま」 を見ると 「しまうま」 と言う。
完全に勘違いしているが、何度教えても理解しない。

夕食を食べながら家族でテレビを見ていたら、馬の映像が映った。

「トモ、あれはなに?」
「しまうま」(トモ)
「違うよ、トモ。あれは 『しまうま』 じゃなくて 『うま』 だよ。」

また、別の馬の映像が映った。

「トモ、あれはなに?」
「しまうま」(トモ)
「違うよ。」
「・・・・・ろば」(トモ)

ワーッハッハッハッ!!

そうきたか。

「『ろば』 じゃなくて 『うま』 だよ。」

どうしたら理解できるかなぁ。。
そうだ、iPadで写真を見せてみよう。
Google で 「うま」 「しまうま」 「ろば」 で画像を検索し、画面コピーして写真に落とし、一枚一枚見せる作戦だ。


まずはシマウマから。



「トモ、これはなに?」
「しまうま」(トモ)
「そーだよね。 じゃあ、これは?」



「しまうま」(トモ)
「そう、そう。 じゃ、これは?」



「しまうま」(トモ)
「うーーん、シマウマじゃないんだよ。 ウマだよ。 言ってごらん。 『ウマ』」
「うま」(トモ)
「そうだよ。 これはウマだからね。 シマウマじゃないんだよ。 シマがないでしょ?」
「・・・・・・」(トモ)
「じゃあ、これはなに?」



「うま」(トモ)
「違うよ。 これがロバだよ。 じゃあ、これは?」



「ろば」(トモ)
「そうそう、正解! ほんじゃ、これは?」



「ろば」(トモ)
「正解! じゃ、これは?」



「ろば」(トモ)
「正解! じゃ、これは?」



「ろば」(トモ)
「正解! じゃ、これは?」



「ろば」(トモ)
「ブ、ブーー。 残念、ロバじゃないんだよ。 これはウマ。
 ロバより耳が小さくて足が長いんだけど、分かるかなぁ。
 じゃあ、これは?」



「ろば」(トモ)
「違うよ。 これもさっきと一緒で、ウマだよ。
 じゃあ、これは?」



「うし」(トモ)

うし?!

妻も、シンも、私も大爆笑だ。
トモ、おまえ、メッチャおもろいやっちゃなぁ〜♪
最高っ!

「どうやったら理解できるかなぁ?」
「トモ、シマが何か分かってないのかもよ。」(妻)

なるほどっ!
紙にマジックで線を引き、シマ模様を描いた。



「トモ、見て。 これが 『シマ』 だよ。 シマシマ、ってこーんな感じのこと。」



「これ見て。 黒いシマがあるでしょ? だから、シマ・ウマ なんだよ。」
「・・・・・」(トモ)

どうやら、イマイチ理解できていない様子。
すると、妻が立ち上がり、引き出しからトモのシマ模様の長Tを出した。
なるほど、頭いいな。
これで、完璧に理解できるはず。



「トモ、見て、これ。 これが 『シマ』 だよ。 分かる? 線がいっぱいはいってるでしょ?」
「・・・・・・」(トモ)

もう一枚、別の長Tをトモに見せた。

「トモ、これはなーに?」



「ろば」(トモ)


ワァーーーーハッハッハッハッ!!!


トモにはまだちょっぴり早いかな。

とーちゃんも、かーちゃんも、トモに 『ウマ』 と 『シマ』 を教えるの、諦めたさぁ〜。。。