2013.06.07

ここんとこ、ずっとバイクに乗っていない。
先月末、琵琶湖への下道探しのためにバイクに乗ったが、
その前に最後に乗ったのは、3月頃に一回。
その前きっと昨年の秋頃だ。

屋根付き駐車場にバイクを停めていたが、場所が狭くて、
自転車を2台置くと車の出し入れがいっぱいいっぱい。
そろそろトモの自転車も駐車場に置きたいが、3台目のスペースがなかった。

車検は間もなく切れる。

悩んで、悩んで、悩んで、今日、バイクを売った。

年をとって、体力の衰えを感じるようになり、最近はできるだけ、
半径20km圏内は自転車に乗るようにしている。
となると、バイクで出かけるのは遠出しかない。
家族を置いて一人でバイクで遠出する時間、今の私にはない。
きっとトモが中学生になるぐらい、今から8年程度はバイクに乗る暇はないだろう。
だからそれまでお預けだ。

イヤ、我慢できなくなって、どっかでまた買っちゃうのかぁ〜。。



2013.06.10

週末が参観日で、月曜だがトモは幼稚園が休み。
午前中はトモとパパでお出かけ。
伊丹空港の14エンド側の公園へ自転車で行き、ちょっと遊ぶと飽きて、
「べつのこーえんにいく」(トモ)

スカイパークへ戻る途中、所々、ローカルな公園に寄り、
「べつのこーえんにいく」とトモが言う度に移動。
最終目的地のスカイパークに到着。
でも、ここも飽きるのが超早い。
「おうちにかえる」(トモ)

私的にはもう少し歩かせたい。
「トモ、本当におうちに帰るの?」
「うん」(トモ)
「しっかぁ〜、お父さんはイオンに行こうかなぁ〜、と思ったんだけど。。」

『イオン』 という言葉に反応するトモ。
お父さんの顔を見上げるトモにもう一度訪ねる。

「トモ、おうちに帰ろうか?」
「・・・・・」(トモ)
「トモ、おうちに帰る? イオンに行く?」
「イオンにいくっ!」(トモ)

ってなわけで、イオンに行った。

トモはショッピングモールが大好きだ。
なんでかなぁ〜。
まぁ、今日は、トモのサンダルも見てみたいので、丁度良い。


あれは年初だったか。
イオン内の靴屋に行ったら、メリル(MERRELL)のカメレオンが1万円になっていた。
定価¥14700で、ネットで探しても送料込みで1万円、というのは見かけない。
随分安くなっていたし、デザインが好きなので欲しかったが、
1万円という値段に手が出なかった。

今日はイオンの特別デーだったようで、パスポートなるものを手に入れれば、
値札から3割引きになるようだった。
ホント?!
カメレオン、7000円になっちゃうの?
それなら買わなきゃ!



待ってて良かったぁ〜♪



2013.06.17

ある日、トモとイオンに行ったときのこと。
オモシログッズを売っている店で、かかとのないサンダルを見つけた。
商品名は 『Balance Tone』。
箱に、そのサンダルを履いてトレーニングしている写真が印刷してあった。


かかとがないサンダルなら、健康グッズとして売られている。
この Balance Tone は底が肉厚で、クッション性に優れているように思えた。
履いていたクロックスを脱ぎ、試し履きしてみると、、、
これがなんとも履き心地が良いのだ。
思った通りフワッとした感触。
フィット感も最高だった。
私の足のサイズが、たまたまこの商品にピッタリだったのだと思う。

左膝の調子がイマイチだが、できるだけジョギングに行くようにしている。
今、履いている靴は、ナイキのハダシで履くタイプのものだが、
かかとが潰れる構造になった初期型で、かかとの生地が薄く、だいぶ以前に破れてしまった。

でも、走っていて、時々、かかとの穴から小石が入ってくるだけで、
靴底は問題ないので、まだまだ履くつもりではいる。

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心肺機能を高める有酸素運動は体に良いはずだが、
関節に詳しい医者の意見では、走るの最悪らしい。
サイクリング、水泳、等はとても良いが、走るのは絶対ダメ。
足首、膝、腰、背中、首まで、あらゆる関節、軟骨に衝撃を受け続ける。
絶対に走ってはぃけない、と。

勿論、人生走り続けても、関節を痛めない人達もいるだろうが、
私のように、小学6年生でギックリ腰をわずらうほど腰が弱く、
基礎体力がヒトより劣り、骨、関節が元々細いヒトにとって、
走るのは良くないに決まってる。
でも、走るのとサイクリングでは、疲れ方が数倍違い、
短時間でダイエット効果を得ようと思えば 『走る』、という選択肢を捨てるわけにはいかない。
しかも、走るのは、靴さええれば、どこでもできる。
因みに、私が住む地域は屋内プールが料金が異常に高いし、家から遠いので、
選択肢にはなり得ない。

ところで、
長距離ランナーは、足の裏が接地するとき、普通、かかとから着けると思う。
かかとから着けて、つま先で蹴る、感じだ。
短距離選出の場合、スパイクを見る限り、
つま先(指の付け根)で接地し、つま先で蹴っていると考えられる。

ここで疑問が生じる。

ずっと昔、靴がなかった頃も、狩のためにヒトは走っていたはずだ。
長距離も走ったに違いない。
コンクリートは当時なかったろうが、
石ころだらけの土の上も走ったに違いない。
そんな場所で、かかとから接地させて走ったら、足の裏は血みどろだ。
私達がはだしで砂利道を歩かなければならない状況になったら、
きっと、つま先立ちで歩く。
太陽に焼けて熱くなった砂の中を、ビーチサンダルを履かずに歩く時、
つま先立ちで歩くではないか。
土踏まずから後ろより、前の方が皮が鈍感にできているのか。
きっと、原住民達は、短距離、長距離に関わらず、
走る時は、つま先から接地させていたはず。

そんなことを考えていた頃、アメリカで 『Bare Foot Running』 が流行っている、
という記事をどこかで読んだ。
彼らはどうやって走っているのだろう?
私だったら、かかとから接地させる、なんてことしない。

つま先から接地させれば、足首がクッションになり、きっと関節への負荷を減らせる!
しかも、ふくらはぎのトレーニングにもなる。
一石二鳥だ。
以来、私はジョギングのとき、かかとを接地させずに走ることにしている。


ジョギングシューズを買うために靴屋へ行く。
どのジョギングシューズも、かかとには立派なクッションがついているが、
つま先をメインに考えられたクッションを見かけない。
個人的には、かかとは接地させないのでクッションがなくても良いのだ。
土踏まずより前だけあれば OK だ。
だから、次にジョギングシューズを買うとき、どうしよう?とずっと考えていた。

そして出会った Balance Tone。
完璧ではないかっ!?
ジョギングシューズは良いモノを買おうとすると、50% OFF でもそこそこする。
私が買う値段帯 \3000 では、定価1万円程度の靴はなかなか買えない。
上限を \3990 に上げると、グッと選択肢が広がるのだ。
この Balance Tone は送料込みで \1500 程度!
ジョギングシューズの半値以下で買える。

早速、Amazon で購入。
届いて、すぐ履いてみると、、、ピッタシ!
クッションがとても良い!
だが、妻に見せたら絶句していた。
「何それ・それで走るん?」(妻)
あったりまえでしょ? その為に買ったんだから。
箱の写真を見て? トレーニングの写真でしょ?
これなら走っても大丈夫だって。
だって、ほら、、、、あれっ? 室内専用、って書いてある?!
「当たり前やん?そんなんで走ってるオッサン前から来たらドン引きやわ。」(妻)
イヤ、大丈夫、大丈夫。
これ履いて激しいトレーニングできるんだから、ジョギングぐらい問題ない。
履いてるとこの写真、撮ってくれない?
「なんでそんなん撮るん?」(妻)
そりゃー、ダイアリーネタにするために決まってるでしょ?
「え〜誰もそんなオヤジの汚ったない足の写真、見たくないと思うねんけど。
 載せるんやったら、できるだけ小さい画像にしてよ。
 それにしてもそのサンダル、絶対に履けへんなると思うわ。」(妻)



そして、走りに行った。

駆け出しはビックリするほど良かった。
足の裏にバネが着いてるような感覚。
クッション性はとても良かったが、良すぎて
これ履いて走ったら逆に足の筋力を使わず、ジョギングの意味ある?と感じた。
数分、走ってみると、やはり普通のジョギングシューズで走るより、
ずっとストレスが少なく、いつもより速く走れた。
短時間で疲れてくれないと時間が勿体無いなぁ、と考え事してたら、
いつもの靴より底が厚いせいか、丸いせいか、跳ねるせいか、段差の無い所でコケたっ!
かかとがないから、こけ方が激しい。
単なるスリッパなので、つま先がサンダルの前に突き出す。
平な所でコケて恥ずかしいわ、ズレたサンダルの位置を直したいけど、
かかとがなく底が丸いから片足でピシッと立てず、
フェンスに手をかけ、体を支えないとならない。
早朝で犬の散歩してる人が沢山いる中、これまた恥ずかしい。

サンダルのセッティングをし直す。
あー、カッコ悪、、、イヤ、でも自分が思うほど、他人は自分を見てないさ。
別にコケたって恥ずかしくない。
足元が靴じゃなく、サンダルであることに気づくヒトもそうはいない。
仮に気づいても、急ぎでコンビニに行く用事があるんだろう、と思うかもだ。
通り過ぎて後ろ姿見て、その足元、サンダルのかかとがない事に気づくヒト、
そんなにいるはずない。
仮にいたとしても、最近、変わった走り方が流行ってるんだなぁ、
テレビで紹介されたのかなぁ、ぐらいにしか思わないに違いない。

しょーもない、自分を慰める言い訳を考え、上の空だから、
数十メートル走って、またコケた。。

フェンスに手をかけサンダルをセッティングし直し、言い訳を考え、また、コケ、
を何回も繰り返した。

走ること10分、靴擦れの予感。
裸足でサンダルを履き、飛び跳ねるように走れば、擦れるに決まってるか。。
家に戻ってサンダルを脱いだら、片足に二箇所ずつ、水膨れができていた。

靴に履き替え、再びジョギングへ。
ゲッ?! 足が超重い!
それだけ Balance Tone はクッションが効いていた、ということだ。
これって、、、
普通のジョギングシューズの方が、トレーニングになるんじゃないのか?
水膨れができるんじゃ、しょうがないよなぁ〜。

次の日の朝、目が覚め、立ち上がったら、
未だかつて経験したことがないほど、ふくらはぎが筋肉痛になっていた。
効いてる、効いてる、Balance Tone、やっぱりいいかも。
水膨れは、何度も履いてれば、そこの部分の皮が厚くなるから、
そのうち大丈夫になるはずだ。
でも、ちょっと待て、、、ふくらはぎを鍛えるために走ってるのか?
短時間でカロリー燃やしたいから走ってるんでしょ?
Balance Tone じゃなくてもいいよね。

かかとのクッションは必要ない。
高級なジョギングシューズも、つま先には
バネのようなクッションはついてないんだから、
安い \1980 ぐらいで売ってる靴にすればいいんじゃないのか?
そうだよ、それでいいんだよ。
でもなぁ〜、Balance Tone、買っちゃったし。。
勿体ないから履かなきゃ。


水膨れが治り、Balance Tone を再び履いて 10分走り、水膨れができて、
治るまで靴で走って、治ったら、また Balance Tone、を、ここ数週間繰り返している。