英語のヒヤリング・グッズ
私が過去に留学していた、ということで、
かなりの人が私が英語をベラベラしゃべれるものと思っている。
困ったことに、そんなことはない。
英語は苦手だ。
というか、言語一般に、日本語も含め、大嫌いじゃぁぁぁああーーーっ!!!!
小学校から先、ずっと、国語のテストはいつもクラスで下から5番目以下だったからなぁ〜。
国語が苦手な人って、英語も苦手なのだ。
だって、英単語が分からなくて英和辞書調べたって、
漢字が読めなきゃ意味、分かんねーーっ、つーの。
とはいっても、英語はある程度できた方がいいに決まってるので、
映画好きの私はヒヤリングはかかさない。
でも、お金をかける気はさらさらない。
本当はDVDを借りて最新の映画を見たいのだ。
でも、借りに行くのも、返しに行くものめんどいし、お金がかかる。
それに、私の場合、映画は見ても数ヶ月経てばストーリーを忘れてしまう。
だから、テレビでやってる古い映画で十分だ。
内容を忘れていれば何度見ても新鮮だし、たまたま内容を覚えていれば、
何をしゃべっているか理解しやすいので、ちょうど良い。
二ヶ国語放送の映画を英語で見る、といっても、100%英語で理解できるわけではない。
そりゃあ、簡単な会話なら分かるが、政治的なこととか、内容が難しいとさっぱり分からん。
そこで、二ヶ国語放送の主音声と副音声が切り替えられることが重要だ。
休みの日、家にいるときは時間がもったいないので、決して映画を見ない。
英語のヒヤリングは、仕事で泊まりのとき、ホテルですることにしている。
最近は便利になったもので、パソコンで映画が見れるからありがたい。
半年ほど前、近所のミドリ電気で開店前から並び、お買い得目玉商品のHDDレコーダーをゲットした。
HDDは200ギガ、DVD−RAM、DVD−RWが使えて29,800円だったので、
当時としてはなかなか良い買い物だった。
デスクトップのパソコンは親父が壊して使わなくなったものをタダで譲り受け、直し、
DVDマルチ・レコーダーをパソコン工房で6,980円でゲット。
そういえば、その数ヵ月後、
DVDマルチ・レコーダーが4,980円で売られているのを見て、落ち込んだっけか。
HDD−DVDレコーダーを使って二ヶ国語の映画を録画し、DVD−RAMに落とす。
DVD−RAM内の録画番組を、
デスクトップパソコンを使ってポータブル・ハードディスクに落とす。
こうすれば大量の映画を持って歩くことができる。
仕事で持ち歩いているのは、B5サイズのノートパソコン。
ノートパソコンはスピーカーの音が悪いので、映画を聞くのはヘッドフォンだ。
私が持っているパソコンの映像ソフトは、DVD−Rの主音声、副音声の切り替えはできるが、
DVD−RAMのデータの主音声、副音声の切り替えができない。
右の耳から英語が、左の耳から日本語が聞こえてくる。
じゃあ、DVD−Rにデータを焼き、それをハードディスクに落とせばいいか、というと、そうではない。
DVD−Rだと焼き直しができないので、コストがかかる。
どうしても繰り返し録画のできるDVD−RAMのデータを使いたい。
そこで、音声切換えコントローラー付きテレビ用ヘッドフォンが必須アイテムとなる。
しかし、テレビ用のヘッドフォンは、必ずといっていいほどコードが長い。
5mもあるのだ。
B5サイズの画面で映画を見るのに、5mも離れることはない。
コードは1mもあれば十分だ。
持ち運びを考えると、コードは必要以上に長いと邪魔なだけだ。
また、ノートパソコンは音量を最大にしても、ヘッドフォンで聞こえる音が小さめだ。
(デスクトップと違い、アンプが弱いのか?)
頭からかけるタイプの大きいヘッドフォンなら音量は十分だが、
耳に差し込むタイプのインナーイヤヘッドフォンだと、音が小さく、聞きにくい。
でも、持ち運ぶには、やはり頭からかけるタイプは大きくて邪魔になる。
しかも、TV用のヘッドフォンだからか、音質は良くない。
なんとかならないものか・・・・・・・。
↑↑ 頭からかける大きいヘッドフォン(5mコード)(SUB=副音声、MAIN=主音声) ↑↑
↑↑ 耳に差し込むタイプのインナーイヤヘッドフォン(5mコード)(SUB=副音声、MAIN=主音声) ↑↑
将来、出張先のホテルでスカイプを使って電話をするようになるかもしれない。
そうなると、マイク付きヘッドフォンを持っていくはずだ。
さらに、映画を見るために二ヶ国語用の大きなヘッドフォンを持っていくなんて、ありえない。
もしかしたら、パソコンに音楽を入れておき、ホテルで聞こうと思うかもしれない。
音楽用の音質の良いヘッドフォンも持っていくのか??
邪魔すぎる。
待てよ・・・・・・。
携帯音楽プレーヤーにつける、耳にかけるフックタイプのヘッドフォンを使えないか?
小さいし、コードは短いし、音質は良さそうだし、
ヘッドフォンのスピーカーの直径も比較的大きめだから、意外と音量は大きいかも。
そうだっ!
音楽用ヘッドフォンとパソコンの間につなぐ、音声切換えスイッチを作ればいいんじゃ〜ん♪
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一定のボリュームで、より大きく聞こえるヘッドフォン
電気屋でフックタイプのヘッドフォンを探した。
パソコンの音量は既にMAXなので、
音量を一定としたとき、より大きな音に聞こえるヘッドフォンって、どんなやつ?
店員さんに聞いてみると、
「最大許容入力」 の数字が小さいもの程、音量一定の時、より音が大きくなるらしい。
このタイプのヘッドフォンは、ほとんどが「最大許容入力」
1000mWだが、
980円で500mWのやつを見つけた。
1980円の別のヘッドフォンで500mWのものがあり、それはインピーダンスが22オームだった。
980円のはインピーダンスが32オーム。
インピーダンスの単位が 「オーム」、ということは、抵抗値が違うのか?
「オーム」 は小さい数字の方が、音は大きく聞こえるのか?
そこのところは店員さんにも分からないようだったので、安い方を買った。
↓↓ 980円で購入したフックタイプのヘッドフォン ↓↓
↑↑ TV用のヘッドフォンよりは音質が良い! しかも、コードは80cmで短い! ↑↑
音声切換えスイッチを作る
↓↓ 音声切換えスイッチに必要なもの ↓↓
1.パソコンに挿す側のオスのジャック
2.ヘッドフォンを挿す側のメスのジャック
3.3芯のコード
4.スイッチ
← 3芯のコードの断面
スイッチはタミヤの工作用品のものを使用。
2個84円だった。
秋葉原の電気街なら、これらは容易にそろうはずだ。
それぞれをはんだ付けするだけ。
できたっ!!
このままだと、スイッチと3芯コードの接続部がグラグラするし、持ち運んでいて何度も曲がると折れてしまう。
電気を通さないジェル状の物体で、時間が経つと固まるものは・・・・・・。
手元にあったもので使えそうなものは透明のセメダイン。
はんだ付けした所をセメダインで固めて、コードの根元を100円ショップで買った結束バンドで縛れば・・・・・
できあがり〜〜〜♪
スイッチは大型電気店内のおもちゃコーナーで売っているが、
オスのジャック、メスのジャックは滅多に売っていない。
そこで、他に代用するなら、市販のヘッドフォンの延長コードを真ん中をちょん切って使えば良い。
但し、コードの細いものは加工が難しいので、太いものを選ぶ。
ノートパソコンのヘッドフォンのボリューム(最大値)を大きくする
ノートパソコンの最大音量(ボリューム)が小さい件に関しては、
携帯型のヘッドフォンアンプが最有力候補だった。
Dr.HEAD mini(エゴシステムズ社) 5000円〜7000円
でも、こういった類の商品は、中に電池を入れなくてはならない。
本体価格が高いだけでなく、電池代もかかるなんて許せない。
そこで、USBタイプのアンプを探していたのだが、そんな商品はどこを探してもなかった。
秋葉原でも、パソコン工房でも、梅田のヨドバシでも見つからなかったし、
沢山の店員さんに聞いたが有力な別のアイデアはなかった。
何ヶ月も考え、やっぱり無理かと半ば諦めかけたとき、近所の電気屋の店員さんが言った。
「ノートパソコンの中には電池寿命を延ばすために、出力を絞っているものがあるので、
それでヘッドフォンのボリュームが小さいんですかね。
USBで音声に変換できるものならありますよ。」(店員さん)
USBは携帯型HDDを駆動する電源を供給するので、それほど出力は絞っていないはずだ。
それなら、パソコンのヘッドフォンジャックの最大音量より大きなボリュームを出せるかも。
価格は1980円。
2000円かぁ。
結局、音量が大きくならなかったら、お金が無駄になる。
どうしよう。
すると店員さんが言った。
「もし、ボリュームが大きくならずに使えなかったら、
音が聞こえない(ウソ)、と言って、返品してください。
私に電話してOKとってある、と言ってもらえばいいですから。」(店員さん)
な、なんて優しいヒトなんだっ!!!
ありがとぉぉぉぉおおおーーーーっ!!!!!!
そして、購入〜♪
家に帰り、試してみると・・・・・・、
来たぁぁぁぁああーーーーーっ!!!!!!
音、デッカ!?!?!
ヘッドフォンジャックのMAXボリュームの2.5倍ぐらい音がでかい?!?!
価格は安いし、電池いらないし、最高!!
ヘッドフォンアンプ、梅田のヨドバシカメラで危うく買いそうになったけど、
買わないで良かったぁ〜♪
電気屋に電話し、店員さんに結果報告し、心を込めてお礼を言った。
本当に、本当に、ありがとぉぉおおーーーっ!!
おまけ
英単語の意味が分からないとき、英和辞典で意味を調べるが、
そこに書いてある漢字の二字熟語の意味が分からないとき、どうすればいいのだろうか?
基本的に国語辞典は、読みが分からないと調べられない。
でも、語彙がない私の場合、読みすら分からないのだ。
そうすると、漢和辞典でそれぞれの漢字の訓読み、音読みを調べ、
そのコンビネーションで国語辞典を調べることになる。
そこで知った二字熟語の意味を忘れないようにブツブツつぶやきながら
英和辞典に戻り、どの訳が正しいか考えるのだ。
時には、英和辞典の何種類かある訳のうち、
2つ以上の訳で二字熟語の読みが分からなかったりするから大変だ。
かといって、英語がろくに分からないので、英英辞典を調べても、さっぱり分からない。
英語はアルファベットのみで構成されているので、意味が分からなければアルファベットで辞書をひける。
日本語も、いっそのこと、ひらがなとカタカナだけで文章を書くようにすれば、
意味の分からない言葉は、辞書を引いて一発で理解できるのに・・・・・。
漢字があるから大変なのだ。
「なぁなぁ、二字熟語の意味も、読みも分からなかったら辞書ひけないけど、どうすればいいかなぁ?」
「一緒に漢字ドリル、始める? 小3ぐらいから。」(妻)
ガッビィーーーーーーン・・・・・・・・・・・。
お・し・ま・い